「散らからない部屋」ではなく「散らかってもすぐリセットできるかどうか」

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帰った来たときに気持ちがいい空間ですか?

お出かけして帰って来たときに、
部屋が散らかっている、キッチンが洗い物でいっぱいだと
どっと疲れがでますよね。

とはいえ、出かける前は何かとバタバタで
片付けて出かけることが理想的、とわかっていても
なかなかそうはできないのが実情なのではないでしょうか。

お家の中を全て片付けて出かける必要はありません。
では、どこが片付いていると、帰って来たとき気持ちよく感じるか
イメージしてみましょう。

この4か所がある程度片付いている、スッキリしていると
いいと思いませんか?

1.玄関
2.ダイニングテーブルの上
3.キッチンカウンターの上
4.キッチンのシンクの洗い物

何がそこにありますか?

帰ってきてスッキリしているといい箇所を4つ挙げましたが、
そもそも何がそこにあるか?
を確認することから始めましょう。

1.玄関

必要以上なものはおかない。
例えば写真や、飾り物。
玄関はギャラリーではありません。
もし飾りたいのであれば、本当に厳選した
「これを飾りたい!」ものだけを飾りましょう。

インテリアはセンスを伴います。
初心者の方は、まずはスッキリさせることが優先。
きちんと整理をして、不必要なものを取り除いた後、
ステキだなあ、好きだなぁと思うものをインテリアとして飾ると
飾ったものも映えます。
ゴチャゴチャの中にステキなものを置いても
埋もれてしまって良さを発揮できないことになります。

まずは整理で引き算!それからインテリアで足し算!

2.ダイニングテーブルの上

いちばん日常のものが置かれがちの場所です。
何があるかよく観察してみましょう。
使っているものが多いと思いますが、
しまう場所がなくて、置きっぱなしになっているのか、
だいぶ前に使って今は使っていないのに、そのままになっているのか?
ダイニングテーブルの上に置いてあるべきものなのかを
改めて確認しましょう。

よく使うものでも近くにしまえる場所を作ると置きっぱなしになりません!

3.キッチンカウンターの上

これまた、ダイニングテーブルと同じで、
腰高で通り道でモノを置きっぱなしにしやすい場所です。
以前は飲んでいたけど今は飲んでいないサプリメントや
後で見ようと思った書類
いつ誰が置いたか分からないもの
など、「今」使っていないものがないか、という目で見直してみましょう。

捨てるものを探す、ではなく「今」「ここに」必要か?という視点で!

4.キッチンのシンクの洗い物

これは、頑張って洗いましょう(笑)
というばかりでもありませんが、
溜めないことがいちばん。

溜めないコツ、といえば
その都度やることをある程度決めること。
例えば、夜寝る前に食洗器のものは食器棚に戻す、とか
料理を作りながら洗い物は済ませる、とか。

溜めてしまう原因を考えてみましょう。
食洗器の中がいっぱいで、戻す作業からがめんどくさくて後回しにしてしまうのなら
食洗器の中のものをどこかのタイミングで空にする必要があります。
また、戻すのがめんどくさい理由の一つに
食器を動かさないと戻せない、など食器の量が多いこともあるかもしれません。
理由はいろいろあるので、何がめんどくさいと感じるかを客観的に見てみましょう。

「めんどくさい」は宝もの♪ 「めんどくさい」は解決の第一歩!

戻す数が少ないほうが楽

もとに戻す数が少ない方が楽、というのは
当たり前のことです。

そう意味においては、モノが少ない、ということは
大切なポイントです。
例えば、上記で挙げたダイニングテーブルの上に
15個のモノがおいてあったとします。
「帰ってきてから片付けよう」となりますよね。
でも3個のモノだったらどうでしょうか。
さっと片付けてから出かけることができますよね。

そう思うと、モノは少ない方がいいのですが、
かといって「捨てなければいけない」ではないんです。

片付け、というと「捨てる」ことをイメージしがちです。
もちろん、捨てることで片付けが進むことは事実です。
ですが、片付ける=捨てる ではありません。

モノを持つということは、時間・お金・労力・スペースが必要になる、
ということです。

私たちの大切な時間・お金・労力・スペースを使ってまで
その「モノ」が本当に必要かどうかを
まず、見直す必要があります。

それをふまえて、管理するだけの量を持つ、ということが大切です。
そう考えると、ものは少ないほうがいい、というわけです。
ですので、やみくもにモノを少なく、ということではなく、
管理する量が少ないほうが楽ということです。

めんどくさがり屋さんは特にモノが少ない方が向いています。
私もその中の一人です(笑)

ミニマリストさんを見て、モノを少なく
というのも、きっかけの一つにはなりますが、
ただモノを少なく、不必要なモノを捨てる、
だけでは乱暴かもしれませんね。

不必要なモノ、と判断するのは意外に難しいものです。
「捨てる」ことに意識をおき過ぎず
本当に自分に必要か、ほかに代用するものはないか
まだ捨てるまで決心はつかないのか、
としっかり自分とモノに向き合ってみましょう。

スッキリするために戻す数を減らすことは大切ですが
まだ捨てる決心がつかないものを無理やり捨てる必要はありません。

時間をかけてもいいので、お家の中のものと向き合ってみると
本当に必要なものはそんなに多くないことを
実感できると思います。


まとめ

生活していれば散らかるのは当たり前。
まして子供さんがいるご家庭はなおさらです。
散らかることにストレスを感じるよりも
散らかってもすぐにリセットできるお家を目指しましょう。

家の中、お部屋の中のモノ、
何があるのか、だれがいつ使っているものなのか、いつからここにあるのか、
を見直してみる。
観察することから始めましょう。

明らかに要らないものは捨てる、「今」は使っていないけど
まだ捨てる決心はつかない、というものはよけておく。
「今」使っているものを動線や使用頻度を考えて収納する。
時間をかけて、この作業を繰り返すことで
本当に必要なモノ、お気に入りのモノに囲まれた生活が
できるようになります。

今の状況になるまでに長い年月がかかったのですから
1日2日で現状が変わることを望まず、
少し時間をかけてでも目の前のモノと自分の関係性を見直してみましょう。

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