自分は使わないかな、と思ってからどうする?
お片付けの基本は、いるもの、いらないもの、迷うものに分けることから始めます。
そして、「いるもの」と判断してものを、使いやすく収めていくことが「収納」になるわけですが、
その「いらないもの」に判断したモノさんの行方も、また色々あります。
まずは、自分がどのやり方なら手放せるかな、手放しやすいかな?と考えてみましょう。
- 捨てる
- 人にあげる
- 売る
この3つのどれかに当てはまりますか?
どれが一番いいとは言えませんが、自分が手放しやすいやり方、
そして大切なのは、もう必要ないと思ったものを家の外に出す、ということです。
そこを踏まえて、どのやり方なら家の外に出せるのか考えてみましょう。
手放し方~捨てる
これは一番シンプルで、おススメの方法です。
今まで使ったもの、あるいは、うまく使いこなせなかった、使う機会がなかったもの、
そして、「今」の自分には必要なくなったモノさんに、
たくさん使ったものは「ありがとう」と。
そして、買ったりもらったりしたけど、あまり使わなかったモノさんには
「ごめんね、うまく使いこなせなくて」と。
そういう思いで、ありがとうやごめんね、という言葉を添えて
自己責任で手放しましょう。
それは、とても自然な流れで、その循環がとても大切だと思います。
手放し方~人にあげる
実はあまりこの方法は、あまりおススメできないんですね(笑)
モノを捨てられない、片付けが苦手、な方の多くに貰い物を捨てられない、という方がいます。
そう思うと、自分たちも相手に負担をかけているかもしれません。
自分では「いらなかったら捨ててね」という気楽な気持ちで渡すんですが、
もらった方はなかなか捨てられない、となったら申し訳ないですよね。
よっぽど気が合うお友達、本当に遠慮がなく、要らなかったら捨てる人(笑)
や、もしそれ使わなくなったらくださいね、と言われてた、とかそういう場合を除いては
あまり「人にあげる」という選択はしない方がいいかもしれませんね。
人にあげる選択をするときは、自分で捨てる罪悪感を人に転嫁していることになっていないか、
一度考えてみましょう。
手放し方~売る
これは、得意・不得意が出る分野です。
もう何年も、ひょっとしたら十数年も使っていなかったモノを、どうして手放すとなると
ケチになるのでしょう(笑)
自分はもう使わないけど、少しでも高く売れるといいな、という思いも分かります。
リサイクルショップに売りに行く、メルカリなどで売る。
どの方法がいいでしょうか?
リサイクルショップに売りに行った場合、まず行く前に洗濯したり、ある程度状態を整えます。
そして、ガソリン代を使い、お店まで足を運び、そして査定の時間があります。
その時間にお店の中を物色して、またとりあえず、安いんじゃない?という理由で何かモノを増やす、
ということになりませんか?
そして、いざ査定が終わり、え??というくらいの金額にしかならない、というのが多い気がします。
もちろんハイブランドの衣類や、プレミアのついたものなどは、その限りではないと思いますが、
なかなか高くで買い取ってもらえることの方が少ないかもしれませんね。
その辺はよく、そのお店の得意不得意やモノの種類などで判断してみてください。
ガソリン代と時間を使ってまで「売る」という選択が合うのかどうか?
そしてメルカリなどで売る場合。
ネットでのやり取りが得意でマメな方には向いているかもしれませんね。
相手がいることなので、やっぱり気持ちのよいやり取りをしようと思うと気を遣います。
お洋服でもきちんと寸法をお伝えしたり、状態を整えたり。
買い手が決まったら決まったで、スムーズな連絡をしたり、と流れがあります。
慣れていて、スムーズにやり取りができる方は向いていますね。
誰かが使ってくれたら嬉しい!
自分は使わないけど、悪くなってないし、傷んでないし・・・。
誰かが使ってくれたら嬉しいな、そんな方には、こんなサービスもあります。
『古着deワクチン』
不要な衣類やバッグ・靴・服飾雑貨を送ることで、お部屋が片付くだけでなく、世界の子供たちにワクチンを贈れるステキなサービスです。
私も何度か利用したことがありますが、注意点は、お洋服などを入れる袋が本当に大きいこと(笑)
玄関先でしないと、2階とかだと降ろせなくなります。
玄関先で、お友達何人かと協力して、不要なものを集める、というのも楽しく出来てお家もスッキリしていいかもしれませんね♪
結論としては、自分とモノさんとしっかり向き合い、自分に合うやり方をみつける。
これが回り道のようで、一番の近道です。
自分でため込んだモノさんたちですから、自分で責任を持って、自分に合ったやり方で手放す、
が自然な流れですね。